イオン社労士事務所のブログ

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受給者に対する年金記録の照合は1年以内

消えた年金、対象者のいない年金
といわれる年金記録について時効撤廃などの対応を盛り込んだ救済法案が、
信じられないほどスピーディーに、国会で採決が採られています。

そんなに速く法案を通す事ができただなんて、その速さに唖然としています。
今国会では、労働基準法改正(残業代アップ)、最低賃金法改正、雇用対策法改正、など労働社会保険法令関連の改正が多くあります。
なんだか、議論を進めているのかさえ疑問に感じるほど進展が見られないこれらの法案に対して、
年金救済法案の速さには隔世の感があります。

今まで、何らかの手続きの関係上、このような長丁場が求められるのかと考えていましたが、
こんなに速くできるんじゃないですか・・・
年金救済法案っていつ国会に提出されたのでしたっけ・・・


ところで、受給者に対する年金記録は、1年以内に突合を完了させるとの事ですが、誰がその作業をするのでしょうか?
社会保険庁の人員は、現状の業務で手一杯でしょう。
だれか、他の人が必要です。
かといって、アルバイトを雇って作業させてみても、お金に関する事を扱わせる事で、世論が納得しないでしょう。
期間限定の契約社員という手も、今の人手不足時代、常勤雇用にしか応募が無いのではないでしょうか?