イオン社労士事務所のブログ

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後期高齢者医療制度の保険証が届きました

私の家族に後期高齢者医療制度の対象者がいます。
その為、本日、4月1日から使用する新しい保険証が届きました。
着々と準備は進められているようです。

保険証は、配達記録郵便で届きます。
クレジットカードなどと同じです。
保険証は、上質紙にビニールのコーティングがかかっているような材質です。
保険証入れもついていました。

新しい医療制度については、特に、毎月の保険料負担が最も気になる部分です。
当初1年間は、保険料負担が大幅に減らされますが、その後は決まっていません。
基本的に当初どおりの保険料負担が求められることと思われます。

一番に負担が重くなることを実感する方は、家族の健康保険の被扶養者となっていた方です。
この方たちは、保険料負担がありませんでした。
今後は、年金から強制的に徴収されます。(一部例外あり)
その徴収される金額については、国や市町村で把握しているその方の全ての所得が対象となります。
今までより、保険料が大幅に増える方が相当数いると思われます。

ところで、昨年、年金徴収による介護保険料の負担額が増えたケースが多いです。
その問い合わせを社会保険事務所にされる方がたくさんおみえでした。
この介護保険料も、前述の医療保険料も、市町村や医療制度の運営組織が決めるものです。
けっして、社会保険庁関連の組織が金額決定に携わるものではありません。

社会保険事務所などでは、他の組織が決めた金額どおりに
年金からの天引きを実施しているに過ぎません。

その為、社会保険事務所にこれらの金額決定の根拠や計算方法などを求めても全く分かりません。
問い合わせをされたい方は、お住まいの市町村に確認して下さい。
後期高齢者の医療制度は、市町村の運営ではありませんが、分かる範囲で答えてくれるでしょう。