イオン社労士事務所のブログ

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後期高齢者医療制度の保険料負担

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後期高齢者医療制度の保険料について、非常に多くの批判的な意見を見聞きします。

1.高齢者自身が保険料を負担する事
2.保険料を滞納すると保険証が取り上げられる事
上記の内容について、ご意見が多いです。
今回は、この点について、ご案内します。

1.
従来の老人保健は、医療費用の50%が、国民の支払う保険料で賄われていました。
残りの50%を。国や都道府県や市町村がそれぞれの税収より負担をしていました。
改正後は、国民の支払う部分のみ変更され、後期高齢者による負担は10%です。
残り40%は74歳までの国民が負担しています。

2.
国民健康保険には、保険料を滞納した場合の保険証の返還制度があります。
しかし、世帯全員が老人保健による医療を受けることができる場合は除かれていました。