先週土曜日に岩手宮城内陸地震が発生しました。
その内容に触れたテレビ番組「ニュースゼロ」にて、
小中学校の耐震化工事の話題が取り上げられました。
全国的に見て、小中学校の校舎の耐震化工事の完了率は、まちまちとの事でした。
そして、愛知県が取り上げられました。
愛知県の中の名古屋市では、耐震化率がほぼ100%となっていて、
全国トップクラスと解説されました。
私は、さすがに大都市はしっかりしてるものだな、感心しながら見ていました。
次に、このようなかなり取組みが進んでいる名古屋市のある愛知県の中でも、
耐震化工事の進行状況には、市町村によってかなりのばらつきがある、
と進みました。
そして、画面が切り替わりました。
私はじつはそれまで、ボーっとしながら、ニュースを見ていたのですが、
その瞬間、その画面を注視する事になりました。
そこに、母校、岩倉南部中学校が写っていたのです。
当時、いつも眺めながら、通学していたその姿がテレビに映されました。
その瞬間、そこにいた時のような気分になり、違和感を感じました。
そして、岩倉市の小中学校の耐震化率が円グラフで表示され、
ほとんど進んでいないことが分かりました。
ここまで来て、やっと意識がはっきりとしてきました。
番組では、建物の専門家が、岩倉南部中学校をレポートしているシーンになりました。
ここの部分に、壁が無く柱だけなので、大変危ないです、との事でした。
そして、校舎のいくつかのパーツが写され、解説が続きました。
よい話題で取り上げられた訳ではありませんでした。
しかし、事実を伝えているだけですので、受け入れるしかありません。
現在、通学している生徒さんや家族は、不安が募ったでしょう。
ここは、岩倉市に奮起してもらうしかありません。