イオン社労士事務所のブログ

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行政の予算消化という考え方

行政の予算消化という考え方には、世間の家計でのお金のやりくりと全く正反対のものでびっくりする事が有ります。
こういった事を取り上げるのはこれまでにも、他の方が何度も行なわれたかと思います。
しかし、最近、愛知県において、不正経理問題が発覚しました。
これこそ、この行政の予算消化という考え方そのものであるので、又考える機会に至ったのです。

つまり、与えられたお金を使い切る、というこの行政の考え方、これを断ち切ってもらいたいと思います。

不正経理を行なった職員の方においても、私生活では、一生懸命節約し,少しでも出費を減らす方向性で家計を考えているはずです。
収入が毎月20万円あるから、毎月20万使おうとしないはずです。
今月は、出費をいつもより減らせ、貯金に多くまわせた。このような考え方でいるはずです。
それがどうして、公費だと、全く正反対の考え方に切り替えてしまうのか、どうしても理解する事ができません。

ここには、自分自身で正しいと判断した事をやり通す、という自主性の希薄も関係しているのでは、と感じます。