ほとんどの企業で必要な作業です。
月給制の「正社員さんだけの企業であれば、欠勤日数、残業時間、
といったごくわずかな集計項目で済みますが、
時間給制従業員、パートタイム従業員、がお見えの場合には、
集計作業の煩雑性が増してきます。
近年労働時間管理の厳格化が進んでいる事を背景に、
時間集計について、1分単位の場合が増えつつあります。
そして、パートタイム従業員さんでは、日ごとに就業時間が変わったり、
時間帯ごとに給与単価が違う事もあります。
その他の独自の集計ルールも設けられていたり、集計ルールは、
個人ごとに異なる、という場合もあります。
ではこの集計作業は、パソコンで対応できるのかと言うと、出回っている勤怠集計表は、
残念なほどに機能不足です。
ごくごく簡単な集計機能しか設けられていません。
一方、企業では、従業員の働きぶりにできる限り応えたい為、
勤怠集計のルールを複雑にしていく傾向があります。
当事務所では、これまでいろいろな集計方法に対し、企業ごとに別々の方法で、対応していました。
しかし、そこには非効率な側面が誰の目にも明らかですし、作業ミスの原因です。
なんとか、これまでごまかしつつ、こなしてきたところですが、
ようやくここにきて、決定的な解決策に巡り合いました。
8月より新たに給与計算作業を請け負ったお客様の為に、勤怠集計表をエクセルで作成しました。
このファイルを基に、多様な集計作業に柔軟に使用が変更できるスキルが身につけられました。
さきほど、1日2回出勤制の社内に集計パターンが4種類あるお客様の集計ファイルが
2時間ほどで出来上がりました。
IF構文を二重に三重に入れ込み、複雑な条件判断もさくさくこなしてくれるお役立ちソフトです。
8月に基本となる集計表を苦労して作成した経験が活きてきています。
仕事を続けていると、あの時の経験がこんなところで役立つ、という場面が時折あります。