イオン社労士事務所のブログ

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育児介護休業法の複雑な規定

本日、育児介護休業法を、改正部分を中止に、読み込みをしていました。

一部、大変難しい内容が含まれ、さらに規定の内容の複雑さに拍車がかかっている気がします。

そもそもは、大きな枠組み自体は、それほどシンプルではありません。
しかし、特例の内容が組み込まれ、その部分を考慮した解説を見ていくと、
にわかには理解に苦しむ内容が複雑な規定に生まれ分かります。

この内容に比べれば、労働基準法はどんなにシンプルな事か、と感じてしまいます。

ただ、育児介護休業法の場合、そもそも取り扱っている範囲は、労働基準法比べれば、大変狭いです。
にもかかわらず、内容が複雑になるのは、いろいろなケースの全てについて、
見ていくからではないかと考えます。

労働基準法では、通達や基準、といった補足的な部分が、育児介護休業法の実務書では、
本体部分の説明であるかのように取り扱われています。
それは育児介護休業規程の作成においては、触れる部分になるので、取り扱われているのでしょう。
実際のケースで、育児介護休業規程を見れば、その全てに対応できる様なる事を想定している事と思われます。
ところが、その時には、実務書に舞い戻って判断もできる訳で、
こんなに膨大な規定になる事を避けた方がいい、という考え方もできるでしょう。