という質問をよく受けます。
給与を支払い場合に、社会保険料がかかってくる、という制度は、
しっかりと定着しつつある証拠だと、思います。
と、同時に、相当高い社会保険料がかかりそう、という心配の証ですから、
社会保険料が高額、というイメージもすっかり浸透しているようです。
社会保険料は、総支給額に約13%、という覚え方が一番簡単です。
正確には、報酬月額から、個人ごとの確定した保険料額が出せますが、
ほとんどの場合、給与の設定にあたって、この月額だと社会保険料はどうなりますか?
というニュアンスの質問ですので、13%を、頭に入れてもらえると、良いかと思います。
ただし、実際に納付する時には、同じ額を従業員から天引きして納付すますので、
2倍の金額を納める事となります。
そして、残業代、等もかかってきます。
ですから、ある事業主さんは、
人件費は給与と定めた金額の1.5倍を目安にする、とされておりました。
確かにこれでしたら、多めに見積もっての予算立てですから、
後から原資が不足する事態になる可能性は低いでしょう。
現実的な経営判断が可能ですから、この様な慎重な考え方は、大切です。