イオン社労士事務所のブログ

イオン社労士事務所のブログ

国内空洞化

製造業の海外進出に伴う国内産業の空洞化が、叫ばれて久しいところですが、
ここにきてじわりじわりとその影響が進んでいるかのようです。

メーカーとされる大手製造業の企業業績が回復し、上場企業の業績は持ち直しています。
しかし、それまでは、リーマンショック東日本大震災による業績ダメージが、
大きく影を落としていたところです。

その陰の深さを知ったからか、業績回復の勢いで、海外生産の流れが本格化しているようです。

表面的な企業業績の回復の中、まさかの休業実施が、中堅企業で起こりつつあります。

これは、取引先からの受注減少によるものですが、その原因が海外への生産移転です。
移転対象品目の増加、部品も海外調達、とこれまで以上に、企業の動きが加速しています。

昨日は、株価が非常に値下がりしました。これは大手の上場企業のものですから、
中堅、中小企業の業績とは連動しないのですが、何となく先行きが心配です。
2012年の後半は、ちょっと心配な気配が有ります。