会社という法人は、法律上原則的に、強制加入となっていますが、
ペーパーカンパニーの様に、実際に勤務している従業員が一人もいなければ、
実は、その会社の社会保険への加入手続きはできませんので、
実態として、全ての企業が社会保険に加入している事実はありません。
また、その他の理由で、社会保険に加入していない法人も有ります。
ここのところ、社会保険に新たに加入したいという企業が多い事を印象的に、
私は受けとめています。
これは、世の中から、企業に対してコンプライアンスが求められているという事ではないでしょうか?
もともと加入して当たり前の事なのですが、
加入できていない事を良くない状態、と企業自身が強く考える様になっていると思います。
どうしても、最終的には、企業側の意識が加入する決意のできている状態でないと、
社会保険加入の実行はできません。
今、その意識の変化が生まれ始めていると伺えます。
