イオン社労士事務所のブログ

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6月24日付新聞記事 年金保険料を横領

対象者が分からない年金(宙に浮いた年金)の他にも、「消えた年金」というものが存在している事が報じられてきました。
国民年金の過去の未納期間の数年分を一括して納付したにもかかわらず、記録が無いというケースです。

この状況は、一体どういうこと?
と以前から気になっていました。

宙に浮いた年金も当然気になりますが、消えた年金の方は、それこそ制度の信頼を根底から破壊してしまうような、とてつもない事態です。

その原因の一端が、「年金保険料の横領」であると、日経新聞に今朝、掲載されました。
近年の間に、会計検査院が確認した分が、1億円弱、という事です。
何人分の記録なのでしょう?

だいたい、それって犯罪です。
公務員が国民から預かった保険料を横領するなんて!

なお、横領は市町村役場で、国民年金の保険料を納めていた時代のものだそうです。
役場で支払ったお金がそんな事になろうとは誰も考えしませんよね。
また、上記金額は、発覚した分だけという事で、他にもある可能性があるようです。

今、社会保険事務所に応援で働いていますが、時々、国民年金保険料を支払いに来る人がいます。
社会保険事務所では、保険料納付に関する悪事は行われていないと思いますが、
納付書が送られてくるのですから、金融機関で支払った方が懸命です。
24時間支払い可能なコンビにでも構いません。

きちんと支払先から、入金確認書をもらってくれば間違いありません。