毎号欠かさず購入している月刊誌「ビジネスガイド」を購入しました。
今月号は、年金記録に関する特集が二つありました。
請求漏れ年金の発見の仕方、宙に浮いた年金はなぜ発生したか、という内容でした。
どちらの筆者の方も年金の実務に詳しい方のようで、具体的な内容で参考になりました。
また、セカンド特集では、平成１９年度の労働基準行政を踏まえて、
企業の労務管理と是正勧告対応がありました。
こちらの筆者の方は、私の一目置いている先生です。
ビジネスガイドには、時折、記事を載せられています。
この先生に注目するようになったきっかけは、
ビジネスガイドのバックナンバーを読み返したときでした。
一つの特集に目が留まり、とても詳しく、そしてすごく実務に反映しやすいので、
仕事に活かせると思い、熟読した記事がありました。
その記事の筆者がこの先生でした。
他の記事にも参考になるものが多く、著書も興味深いものが多い事が、
注目する決定打となりました。
この先生のいいところは、企業の顧問をしている社労士の視点で、
企業の労務管理業務を向上させる方針で記事を書かれているところです。
そして、実務ベースで活かせる内容にまで、掘り下げてくれているところが最大の魅力です。
よく、識者の方が、論文調にレポートを記されているのを見かけますが、
そういった内容では、私たち実務家にとっては、あまり仕事の上で、役に立つ事はありません。
あくまでも、そういったレポートは、
大学などで、労働分野を専門的に学問として扱っている専門家だけが活かせる内容だと思います。
今回の筆者の先生は、社労士です。
たぶん、日常では、顧問先を持ち、労務管理業務を担当している事と思いますが、
そこでの経験が、記事の中に、大きく反映されており、
ひいては私たちにフィードバックされていて、とても貴重です。
