イオン社労士事務所のブログ

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第三者委員会による年金記録のあっせん

8月13日までに、中央と地方の第三者委員会により、
35件の年金記録の訂正が実施されたそうです。

これはご本人の申し出が認められ、未納とされた期間が納付済みとなり、
年金受給につながるものです。

今までのところ、厚生年金に関するものは2件。その他33件が国民年金に関する記録だそうです。

それに対し、第3者委員会への申し立ては、8月19日現在、
厚生年金3029件。国民年金3460件となっています。

訂正率約1%。

大変作業が遅れているように見えます。

8月13日までの訂正の内、地方委員会による作業は、5件のみです。
地方では、各委員が年金についての知識を勉強するところから始めているとの報道もありました。

慎重な作業が求められるのは、理解できますが・・・
訂正を求めた方は、ずっと待ち続けていた申し出だと思います。
このスピードで納得が得られるのでしょうか?

少なくとも、委員会が設置された時点で、即時に認定作業が開始されると考えたのが、
普通の人の思いだと思います。
その作業にたどり着くまでの過程が必要とは・・・

申し立ては続々と続くと思います。
それに対しての認定作業は、追いつくのでしょうか?