イオン社労士事務所のブログ

イオン社労士事務所のブログ

介護基盤人材助成金について

介護事業に新規に参入する際などの条件を満たした会社に、
社会福祉士介護福祉士ホームヘルパー1級、のいずれかの資格をもった
労働者を雇うと、助成金の支給が行なわれます。

現在、取り扱っているお客様がこの助成金を受け取れるように、
アドバイスしています。

ただ、今年からこの助成金の支給要件が厳しくなっている事が分かりました。
基盤人材となる人を雇った時の80%以上の労働者が1年後も就労している事が
要件のひとつに加わったのでした。

今回、10人近くの労働者を雇う事になります。
1年後に、そのうち、8人以上の労働者が残っている事が必要です。

もともと介護労働者の離職率が高いことは知られた事ですが、
今回は、新規にオープンする施設の為、非常に厳しいと思っています。
ただ、労働条件向上を目的とする助成金ですので、
定着率を支給要件の一つに置いているのは、理にかなっていると考えます。