イオン社労士事務所のブログ

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研修「紛争解決システムの紹介」に出席

ウィル愛知にて愛知労働局主催の「紛争解決システムの紹介」という研修があり、
出席しました。

私達の社労士が特に関係があるものは、
労働局と紛争調整委員会が行なう「あっせん」です。
このほかに、個別労働紛争の解決手段としては、
労働委員会によるもの、
民事訴訟
民事調停
小額訴訟
労働審判
などがあります。

特に労働審判は、昨年スタートした制度で、
各システムのいい点を多く取り入れ、注目されています。
裁判所で行なうものの、裁判所側、労働者側、使用者側、という3名で進行される点。
裁判に比べればはるかに、期間が短い点。
審判に意義が出なければ、法的効果がある点。

日本は、ドイツ、イギリスに比べると、裁判所で扱う
労使紛争はとても少ないそうです。
しかし、最近まで、一貫して、件数が増加しました。

今後、雇用環境が良くなる中で、どういった推移をたどるのか分かりませんが、
各システムのポイントがつかめた研修で良かったです。