企業には、経営理念が必要だと考えます。
人事に携わる者として、企業の人事面にプラスの効果があると考えるからです。
従業員にとって、同じ働くならば、企業の理念がきちんと確立されている方が、
より働き甲斐を感じるはずです。
何も働く事の意味も教えられないまま、仕事に従事するのでは、
なかなかモチベーションを継続する事が難しいでしょう。
その人事面にプラスに働く経営理念とは、分かりやすいものでなければなりません。
例えば、
製造業なら、「世の中の利便性を高めて豊かな生活を提供する」
医療福祉なら、「健やかに暮らせる社会作りに貢献する」
という具合です。
こうする事で、従業員が、その企業で働く事で、
「豊かな生活を提供する」事につながる、「健やかな社会作り」につながる、
というように考えられ、働く意義を得られます。
ですから、経営理念は、具体的で創造しやすいものがふさわしいと考えられます。
そして、企業は、経営理念が定められたら、次に経営方針や事業計画を作る事になります。
