事業所が名称や所在地を変更した際、
社会保険や労働保険に加入している際には、
それぞれの変更手続きが必要です。
手続きには、届出用紙と添付書類が必要です。
届出用紙は、各官公庁より、入手することになります。
添付書類は、登記証明書が必要です。また、場合によりその他の書類も必要です。
登記事項証明書は、記載事項の内容により、２種類あります。
法務局にて、取得することになり、どちらの種類でも、価格は同じです。
履歴事項証明書と現在事項証明書があり、「履歴」事項証明書が必要です。
履歴事項証明書には、旧情報と、現情報とそれぞれ記載されていますので、
変更のあった事が証明されているのです。
また、登記事項証明書は、その他の手続きでも必要です。
ほとんどの場合、履歴事項証明書ならば、要件を満たします。
特に指定の無い場合、履歴事項証明書にされた方が不備とならないことが多いです。
社会保険上の名称所在地変更手続き上は、登記事項証明書について、
原本の提出も必要です。
一旦、原本を持参もしくは郵送するなどして、確認してもらい、返却してもらいます。
対して、労働保険上では、コピーを添付するだけで済みます。
