イオン社労士事務所のブログ

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書店勤務時代に遭遇した出来事から

社会保険労務士として開業する前に、書店で勤務していたことがあります。
その間に、びっくりする、いろいろなお客様と接しました。

今回は、本を商品と思っていない方達、をテーマに記します。

まず、初めは最も強烈な方の件です。
その方は、こんな行動をとられていました。

棚に入っている本を取り出し、パラパラとページを手繰り、5、6秒手にしていたかと思うと、
その本を放り出すのです。
私には、何が起こっているのか、理解できませんでした!

棚には、本が縦にされ、ぎっしりと並んでいます。
そこから取り出した本は、ほとんど100%の方が、元に戻されます。
その際、多少位置が変わっても仕方がありません。
そして、棚に戻すのがおっくうで、棚の下の方にある平台部分に置いていく方もいました。

ここまでは、常識的範囲だと思います。

しかし、ここでご紹介している方は、違います。
手元の位置から、平台に向かって、本を投げ捨てるのです。

50センチ以上離れている事になります。
常識的な範疇の方で、平台に残していく方は、平台のところまで手を伸ばした上で、
本を置いていきますが、
この方は、手は、呼んでいる時のそのままの位置で、そこから、本を平台に対して、
放り出していました。

初めて見る衝撃的な光景で、訳が分かりませんでした。

それから、続きがあります。
その方は、その1冊ではなく、次々と棚の本を取り出し、その度に本を放り出しました。
平台には、10冊くらいの本が、乱雑に積み重なっていました。

続いて、別の方の件です。

「先日、本を買いましたが、あまりに内容が難しいので、返品したいと思います」
と、切り出されました。
またまた理解に苦しむ内容でした。

本当に、そういった理由で、返品を受けていたら、書店という事業が成り立ちません。
貸し本屋さんの方が、まだ利益が出る分、ましです。
不良品ならともかく、難しくて読めないので返品したい、とされたら、
今まで販売した本が全て、返品されてしまいます。

その本はコミックではないので、中が見られます。
店頭で、いくらでも中身を見られる形態で、販売しているものです。
それを買われた後、難しかった、とされるのは・・・・

今回は、お2人の件の紹介に留まりました。
本を商品と思っていないのでは、と感じた方々のケースでした。
まだ、他の事例もあります。
いずれまた!