原価の値上がりに伴って、販売価格を引き上げられる
という業種がうらやましいと思う方は、少なくないと思います。
これは、販売する側の立場にいる人にとっての考え方です。
逆に、購入する側にとっては、大変つらいことです。
ちなみに当事務所は、価格の引き上げができない業種です。
必要とするコストが上がっても、価格はそのままとなってしまいます。
これはけっして珍しい事ではありません。
こういった形態の価格設定をされるところの方が多い、と思います。
そして、販売価格を引き上げられることで、最も象徴的な業種は、ガソリン小売業です。
毎月、価格を変動し、場合によっては、毎日変わる事もあります。
原価に応じて、販売価格を変える事が当然、という商習慣です。
私がここで、触れるまでもありませんが、
最近では、小売店で販売されるものが次から次へと値上げされます。
対企業向けビジネスにおいては、値上げが持ち出せない事が場合が多くなります。
そんな中、値上げが販売する側によって、成立できてしまう業種がうらやましい、と感じます。
