この方は、６～７冊程度出版されているようですので、
今回の分を合わせて、そのほとんどの著作物を読破しました。
少し前に、何となく購入した１冊の本を、私は大変気に入り、
この方の本を全て読もうと決めたのです。
その気に入った本とは、小規模な企業向けの社長をターゲットとした本でした。
経営に関する実務書や人事労務に関する書籍の多くは、大企業を対象としています。
また、小規模な企業の場合、
まずは、社長が経営学をしっかりと身につけることが先決といえるところも有ります。
ですが、市販されている本の多くは、大企業の人事担当者や経営者向けです。
社会保険の企業分布で見ると、
被保険者数４人以下の企業が全体の半分を占めています。
ですが、こういった企業が参考にできる書籍は、数少ないという現状があります。
私のお邪魔する企業も小規模企業が中心となります。
そして、決して人事労務管理上のお話しだけで済む事になりません。
ですから、この著者の書かれる内容が非常に役立ちます。
小林さんの書かれる本は、小難しい表現方法は全くありません。
しかし、ポイントをついた経営上の重要な考え方が学べます。
また、小規模企業がすぐにでも実践できるような、現実的な内容であるところが魅力です。
私は、この本で学んだ事を、いくらかでも、お客様に伝えられたらと思います。
