今では、書類を読み込み、その内容に基づいて、仕事に当たる、というスタイルがすっかり身に染み付いています。
しかし、この仕事を始めたばかりの時の私は、その様な仕事には、到底ついていく自信がありませんでした。
まず、手引きを読んで、そこに書かれている通りに、書類作成を進めることがどうしてもできませんでした。
そもそも、手引きの内容を読み込んでも、理解する事ができなかったのです。
何度も繰り返し読み、また、実際に書類作成の中で手が止まった時、
そこまでの段階に至れば、手引きの内容がようやく頭に入ってきますが、
なかなかクリアにならずに、書類作成の作業に苦痛感が増してきます。
書類作成の作業は、ある程度の鍛錬が必要、という事を、感じた瞬間でした。
それまで、営業、販売、といった仕事についているだけでした。
私の場合は、それまでの職業経験では、
現在の社会保険労務士が扱う書類作成業務について対応するには、
かなり準備期間が必要である事を感じたものです。
