イオン社労士事務所のブログ

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定時決定の到着が一段落

先週の土曜日ごろまでにかけて、
社会保険算定基礎(定時決定)の結果通知書が到着してきました。

今年は、いつもより、到着が遅かった気がします。
あるお客様の件では、当事務所に届かずに、お客様のところへ直送されてしまったのかと思い、
お客様にその状況を確認したところです。

到着が例年より遅いのには、
・算定基礎届の提出が遅かった
一時帰休が実施された
上記の二つの理由が有ると考えられます。

まず、一つ目の算定基礎の提出が遅かった点は、
本年より、労働保険算定基礎手続きの時期が6月に変更された為、
事業所にとって、翌7月の算定基礎手続きの準備に余裕が無く、書類の発送が例年より遅くなった。
と想像されます。

当事務所でも、資料と書類の回収に振り回され、書類提出は期限ぎりぎりになってしまいました。

次に、本年は世界的不況により製造業を中心に休業が多く実施され、
算定基礎手続きにおいては、その状況を届け出る必要が有ります。
そして、その内容に基づき、社会保険事務所では、定時決定を処理する事になります。
この処理に時間がかかり、返送までに時間を要したのだろう、と想像されます。

これほど多くの一時帰休が実施された事は、過去に例が無いでしょうから、
処理の時間が増加しても致し方ない事でしょう。

ここまでに、見てきたように、本年は、事業所側、社会保険事務所側、それぞれに
算定基礎手続きの結果が返送されるまでに時間のかかる要素が存在し、
実際に決定通知書は例年より1,2週間返送が遅くなっているようです。

でも、出来る限り、到着が例年より遅れる様な状況を、素早く連絡してもらえると、ありがたいです。