イオン社労士事務所を開業した頃、労災保険の手続きに関しては、
事業所の新規適用と保険料の年度更新の手続きしか手がけていない状況が続いていました。
労災保険に関して、上記以外の業務となると、業務災害が発生した場合の手続きとなります。
ですから、お客様において、何事も無く仕事を進めて見える事となり、
安心して自分の仕事に打ち込む事ができていました。
現実的には、半年に一度くらいは、どこかの事業所でケガが起こり、
療養補償の手続きがありましたが、１日から１週間程度の通勤で完治され、比較的軽症の事がほとんどでした。
そして、昨年ごろから、仕事の方が全般的にバタバタとしてきましたが、
同時に労災保険業務についても、依頼が多くなり、
また、その内容が急激に複雑化してきたところが特徴的です。
ケガの発生についても、療養や休業補償が長期化してきたケースが目立ちました。
また、届け出の時期、加入状況、といったところの周辺部分で、イレギュラーな内容が存在し、
もつれた紐を解きほぐす事に労力を要する様な事も増えました。
ただ、苦労はしているのですが、難しい業務は、ちょうど私がレベルアップできた位の時に訪れ、
更なるレベルアップの為の勉強のタイミングとしては、時期的にぴったりでした。
ステップアップの為と考えれば、有りがたいものです。
それから、そもそも難しい業務が入ってくるようになったのも、
お客様数が増えた事や、お客様からの信頼度が高まったからこそ、と考えられます。
イオン社労士事務所のステージアップのバロメーターのあらわれとして、考えようとしています。
