その記事は、年代別男女別の平均的賃金額の調査でした。
記事で注目されていた内容は、20代の年齢において、女性が男性の賃金を上回っていた事です。
原因として、男性が就業することの多い製造業が金融危機後の影響を受け、
不況の中にある事が挙げられています。
賃金面への影響として、残業削減や、昇給の停止、が実施されます。
そして、女性が就業することの多い職業の業種である、福祉医療事業関係が不景気の影響を受けにくく、
また、ここのところの政府の意向も含め、待遇改善が実施されている事が、効果を発揮しているようです。
たしかに、これらの状況は、いろいろな場面で知らされてきましたが、
この様に、調査の結果で明らかにされると、目を見張るところです。
また、そもそも経済の熟成が進むほどに、第3次産業の就業人口が進むと言われています。
ここの部分も、実態として着実に進展している事が伺えます。
