イオン社労士事務所のブログ

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あっせんの調べ物 その3

あっせんは非公開で実施されます。
そして、当事者同士が顔を合わせる事もありません。

このシステムをどの様に実現するかというと、特段、難しい事は無く、
繁華街にある一般の方が前を行き交うビルで行なわれ、
あっせん会場と、当事者分の各待合室が用意されています。

そして、あっせんの会場といっても、会議室程度の大きさで、
紛争調整委員の2人が正面に、初期の方が後方に座っています。

あっせんが始まると、あっせんを申請した側の待合室にお呼びがかかり、会場に入ります。
そして、あっせん内容の確認、補足的な質問を受ける事となります。
終了すると、元の待合室に戻ります。
次に、相手側が会場に入ります。
相手側のやり取りが終わると、再び、こちらが会場に呼ばれます。
そこで、相手側の主張を聞かされます。

この様に、精神的な負担無く、あっせんを利用できるようになっています。