各事業所に回って、調査をされる係の方もいると、聞いた事があります。
最近では、不正受給による事業主名称の公表もされています。
この不正受給の発覚は、通報によるものもあるでしょうが、
この調査により発覚した場合もある事でしょう。
調査では、申請の際に提出された内容の裏付けにやってくるようです。
つまり、申請通りに、休業が実施されたのか、という点です。
不正受給では、虚偽の申請が行なわれる事がその手口となるのでしょうが、
架空休業や架空教育訓練が、典型的でしょう。
先日、当事務所のお客様のところへも、調査官がやってきたようでした。
そして、タイムカードを預かっていった、との事です。
支給申請の際に提出した書類の休業実施状況と、その事業所にあるタイムカード原本との
合致確認をする事と思われます。
この調査は、抜き打ち的にサンプリングで行なわれるかと思われます。
申請件数が膨大ですので、全調査は現実的ではありません。
しかし、今後、景気の回復と共に、利用事業所が減少してくる事は間違いないですので、
サンプリングに抜擢される確率が高まってきます。
いずれにしましても、申請は、事実に基づいて、正しく行なって下さい。