イオン社労士事務所のブログ

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残業の管理

色々な理由から、企業における残業の削減について、
その方法が提案されています。

ノー残業デーの設定、というケースは割と昔からありますが、
その効果を大きくする為に、ある時間になると、照明を消してしまう、
という追加対策もされる場合があるほどです。

この様に物理的に実施すれば、実現できる訳ですが、
できるなら、会社側がその様な対策をとる前に、
従業員により自主的に長い残業の発生を抑制してもらいたいところです。

自主的に取り組んでもらう為には、意識面への働きかけが欠かせません。
まず、時間管理の考え方をしっかりともってもらい、
所定時間内に完成できる仕事の進め方が大事となります。
そして、就業時刻を過ぎても仕事をする場合、それは本当に残業で対応しなくてはいけないか、
という自制心が大事です。なにしろ、残業は企業にとって、人件費が余分にかかるのです。
その従業員の心がけで、企業の負担が変わってきます。

従業員の意識面への働きかけは、具体的な手法が見つけづらい事があります。
その時には、上司の方から、残業の制止の指示が有効です。
ですから、上司や管理職の方へのアプローチも必要となります。