イオン社労士事務所のブログ

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源泉所得税と給与計算

源泉所得税は、給与支払いの都度、その給与金額に応じた額を天引きします。

金額の求め方にあたっては、支払われた金額、扶養している家族の人数、の要素によって、
決められています。

ただし、求め方については、給与計算を手計算で実施している場合とPCを使う場合とで、
算出方法が異なります。
ですから、支払われた金額と扶養している家族の人数が同じでも、金額に差のある事が有ります。

手計算の給与計算作業を実施している場合には、国税庁が用意している、
源泉所得税の早見表により、源泉所得税の金額を確認します。

PCにより給与計算作業を実施している場合には、コンピュータが自動で、
源泉所得税の金額を計算してくれます。

基本的に、支払われた金額が変われば、源泉所得税の金額は変わります。
毎月給与が変動すれば、源泉所得税の金額も変わります。
ただし、その変動が微小な場合には、源泉所得税の金額に違いの無い事もあります。

また、手計算とPC計算の場合で、源泉所得税の金額が違うという点は、
あくまでも、毎月の金額が異なるだけです。
年末調整を終え、その年の所得税が確定する段階では、どちらの場合であっても、
同額となります。