イオン社労士事務所のブログ

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秘密情報管理規定

企業における営業秘密の取扱いの厳格化が求められています。

もともとは、退職者にそれまでの自社で知りえた
秘密情報などを漏洩させられることを禁止する事が
この規程作成の流れであったと思います。

しかし、前記の場合以外に、
中途採用者が前職の職場で知りえた秘密情報を不正使用した場合、
再就職後の企業にもその法人に対し、罰則がかかります。
これは、平成17年の不正競争防止法改正により、定められました。

ですから、退職者だけでなく、中途採用されたものへの対応にも注意が必要です。

一般的な労務管理上の実務対応としては、
就業規則などの社内規程に取扱いの定めをする、
誓約書を交わす
といった行動をとることになります。