イオン社労士事務所のブログ

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業務基礎研修に出席

本日は、新人社労士向けの業務基礎研修に出席しました。

特に印象に残った事は、
官公庁で質問をする時に、こちらの身分と名前を名乗るというアドバイスでした。

私は、今までそうしていません。
それは、一般の人に対して行なう答えと同じ内容で返答がほしいと思っているからです。

ですが、講師の方は、その前提として、
自分自身が一般の方から相談を受けたときの事を引き合いに出されました。
名前と連絡先さえ聞いておけば、あとからフォローでできる、との事でした。

実は、当事務所にも、
相手が名前を名乗らずに電話で相談をしてくる事は少なくありません。
一般の個人の方のご相談です。

その事自体は、いいのです。
しかし、よく考えると、限定的表現を避けたり、慎重な返答をしたり、
非常に神経を要する作業となります。
相手が誰か分からないからですし、フォローできない一発勝負だからです。
ほぼ100%、名前を名乗らない方は、二度と電話をしてこないものです。

改めて考えると、相手は無料の相談先があるという程の認識で気軽にかけてこられると思いますが、
電話とはいえ、名前を名乗られない事は無礼とも思いつつあります。
少なくとも、その事で、こちらは非常に負担が大きくなっているのですから。

講師の方が、名前を名乗るとされたのは、そういった自分自身の思いもあったかもしれません。
実際には、間違いに気がついたときに、後から連絡をくれるかもしれないから、と話されました。

いろいろな理由がありますが、少なくとも相談や質問は、名乗る事が最低限のルールだと、
私は認識させられました。