イオン社労士事務所のブログ

イオン社労士事務所のブログ

年金の申請主義である事への強い批判・番外編

ここまで、年金の申請主義に対して意見された事、
に関する当事務所の考え方を2回にわたり記しました。
その事を綴っている最中、思い出した事、遭遇した出来事、から
別の視点が、国民の皆さんに存在する事に、思いが至りました。
本日は、その点を記します。

年金を初めとした社会保険・労働保険関連の手続き、
について、重みを感じていない、という感じ方があるのではないでしょうか?

重みとは、重要・正確・真実、というような意味合いを含めて記しました。
その様に感じた事例が、以下の通りにあります。

企業は毎年1度、労働保険料の申告を行う事になっています。
この申告に、重みを感じていない行動をされるケースに遭遇することがあります。
これは、企業側、また、その他の企業業務に携わる方々、等がそう考えてみえるのでは、
というケースです。
そして、不思議な事に、こういった方々の場合、税務署に納める税務申告については、
重みを感じておみえのようです。
なぜ、労働社会保険法令に関してだけ、重みを感じていないのか、
その考え方が私には、見えてきません。

個人の方で、求職中の間、条件を満たすと、雇用保険から、手当が出ます。
ここでも、重みを感じていないのでは、と伝わってくるケースがあります。

こういった出来事を踏まえて、
何故か、労働社会保険法令の分野に対してだけ、重みを感じていなく、
その手続き業務についても、同様の思いでみえるのでは、と感じさせられます。

だからこそ、年金の請求手続きくらい、国の方で、自動的に進めるべきだと、
申請主義をやめるべきだと、意見が上がるのかも、と思うのです。

年金請求手続きに、重みを感じていれば、自分で申請することの意義が分かる、と考えます。
または、社会保険労務士に依頼される意義が理解できる、とも、考えます。