イオン社労士事務所のブログ

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年金の税方式について

年金の財源について、
現行の保険料方式から税方式への変更を提言されるケースによく見かけます。

税方式による財源には、消費税を充当する案が多いようです。
その場合、現在の消費税率では、不足し、税率アップが行なわれるのではないでしょうか?

その場合、全国民に年金保険料分としての負担が求められる事になります。
今でも、消費税は、モノ・サービスを購入される限り、
高齢の方から子どもまで全員一律負担しています。

年金分として、消費税が増税されれば、全国民が年金保険料を負担している事と
同じ意味になるかと思います。

ここで、後期高齢者医療制度の反対意見に目を向けますと、
年金から天引き
今まで保険料を負担していなかった方も負担
保険料に関しては主に上記のような点に、注目が集まっています。

そして、消費税が年金保険料分として増税されれば、
今まで保険料を負担していなかった方も負担
という点は後期高齢者医療と全く同じ構図です。