イオン社労士事務所のブログ

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本日は、社労士40周年記念新人座談会

本日午後から愛知県社会保険労務士会にて開かれた『社労士40周年記念誌用新人座談会』に出席してきました。
原稿を用意して臨みましたので、こちらに掲載させて頂きます

1 自己紹介
開業前の職歴
開業前は、フォークリフトの営業職と書店での販売職、という仕事の経験が有ります。
開業の動機
開業の動機は、健康面を考慮しての事です。それまでの仕事は、決して肉体労働ではありませんでしたが、労働時間の長さ、深夜勤務、といった面から、定年まで続けていく自信が持てませんでした。それで、事務職を希望するようになりました。そのような経過を経て、最終的に、社会保険労務士という仕事を選択しました。ですから、大変合理的な思考に基づいた開業動機です。けれども現在では、実際に社会保険労務士の仕事を経験し、その使命に心酔(心からの尊敬)しております。
開業準備の為の実務習得法
資格取得後、開業までは、許認可関係の手続き業務を手伝うチャンスがありました。その中で、自分自身が責任を持って、受託した業務を最後までやり通す精神力を得る事ができた点が一番の収穫です。つまり、プロとしての覚悟を持つ事に至りました。

2 開業時のエピソード
顧客獲得法
電話帳で企業のリストを作りました。それを元に、訪問営業、DM配布などを行なっています。また、ホームページも作成しています。
顧客第1号
DMの送付先からのご依頼でした。その企業様は、ちょうど、社会保険労務士にお願いしようとしていたタイミングに、私のDMが届いたので、というきっかけでした。

3 業務の現状と課題
現在の主な業務
企業様との顧問契約による、労務サポートが業務の中心です。開業してみて分かった事ですが、事業主様に対し、労働法令についての基本的な部分を助言する場面が多いです。ですから、まずはベース作りからお手伝いさせて頂く、という事になります。
力を入れている分野
通常の労務方面の企業様への対応に加えて、人事・組織面へのサポートも顧問契約先に対応しています。これは、モチベーションアップ、業務改善、リーダー(幹部)作り、職場風土向上、といった内容を指します。社歴が浅い、急激に人員が増えた、といった企業では特にニーズが高いと感じています。このような業務は、完全にオリジナルの内容ですから、工夫次第で中身をレベルアップできる点が魅力です。そして、介護保険事業所の指定申請の手続き、労働安全衛生法に関する指導、といった業務にも、力を入れています。どちらも周囲には、仕事の相談をできる仲間がいない分野ばかりです。その為、1人で全てに対応しなくてはなりません。でも、私の場合は、そこにやりがいを感じますので、これからも頑張っていきたいと思います。
事務所経営の苦労・工夫
別紙の通り業務提供方針を定めて、日常の仕事にとりかかっています。
ぶれないように、書面化しました。

4 将来の夢と決意
どのような社労士を目指しているか、その為に現在どんな努力をしているか
企業様からの、労働社会保険法令全般に総合的に対応できる社労士を目指します。また、人事・組織面の対応にも力を入れていきます。ですから、顧問契約先より、人事労務全般に対し頼れる社労士となる事を目標としています。その為に、読書量を増やしています。私にとっては自分の能力を高める為には、セミナーや研修の受講よりも、経営全般・人事・賃金・労務に関する本をたくさん読んだほうがベターである事が最近分かりました。ネットでの古書購買も含め、1ヵ月最低10冊読破を、今年の春から継続していますので、今後も続けていきます。