イオン社労士事務所のブログ

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評価制度

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人事評価制度の有無は企業の活性化に違いを発生し、企業業績にさえ影響を及ぼすと考えます。
企業の全ての人事システムにおいて、人事評価が根幹となっている事は、少し考えていただければ、誰の目にも明らかです。

給与の昇給は、人事評価により、従業員の基本能力が前評価期間と比べ、どれくらい上昇したのか、その程度により金額を決定すると大変合理的です。
賞与は、最近では、企業業績を基準とする場合が多くなっていますが、直前評価期間においての従業員の成果を基準とするケースが依然多く、やはり、そこには合理性がみられます。

昇格は、過去3年間ほどの中期的期間で、評価要素の内、知識習得度・精神的習得度を判断基準とする形式がふさわしいでしょう。

能力開発は、現在の等級における従業員の習得の度合いを基準とすると良いでしょう。多くの場合、能力開発は、従業員自身による努力が欠かせません。ですから、評価結果をフィードバックする事は不可欠といえます。

次回、人事評価について、詳しく見ていきます。