平成20年12月に創設された「中小企業緊急雇用安定助成金」は、話題沸騰中ですが、実は、ほぼ同時にその他の助成金が創設されていたり、既存の助成金が受給額アップなどの改良が行なわれています。
ここでは、拾級額がアップした助成金の内、
「パートタイマー均衡待遇推進助成金」を見ていきます。
パートタイム均衡待遇推進助成金は、
支給対象となるメニューは、以下の6種類有ります。
そして、各メニューごとに、助成金が増額されています。
1・正社員と共通の処遇制度の導入 50万円→60万円
2・パートタイマーの能力職務に応じた処遇制度の導入 30万円→40万円
3・正社員への転換制度の導入 30万円→40万円
4・短時間正社員制度の導入 30万円→40万円
5・教育訓練制度の導入 30万円→40万円
6・健康診断制度の導入 30万円→40万円
ただし、受取は、2回分割となります。
そして、上記増額後の対象となり事業主は、中小企業限定です。
対象となる中小企業は、
常時雇用する労働者 資本金・出資金
一般業種 300人以下 3億円以下
卸売業 100人以下 1億円以下
サービス業 100人以下 5千万円以下
小売業 50人以下 5千万円以下
となっています。