私は別荘は持っていませんが、お客様の中にはお持ちのところもあります。
高原の方にあり、夏の頃には、避暑地としてぴったりです、という立地条件をお聞きしました。
そして、こちらの地方で肌寒くなってくるこのくらいの季節からは、暖炉に火をくべる事もあるそうです。
その状況をイメージして、すごく魅力的に感じました。
外は、落葉樹の葉が黄金色に色を変え、先に枝から離れた葉がびっしりと地面を覆い、秋の景色が全開です。
そんな中、別荘の中で、スツールに腰掛け、紅茶をすすりながら、本を読んでいる。
こんな情景を瞬く間に頭の中に描いたのです。
１０年ほど前に、ミステリー小説をよく読んでいて、
そういうシチュエーションから、ストーリーが本格展開する、という事がよく有りましたが、
今回のお話を聞いて、その時の夢中に本を読んでいた事も思い出しました。
３５歳となり、何もしないでゆっくりする、という事が目的の遠出の良さも分かってきた気がします。
