イオン社労士事務所のブログ

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謹んで哀悼の意を表します

正式な地震名「東北地方太平洋沖地震」は使わず、
新聞やテレビの報道では、「東日本巨大震災」と称されています。

この度の震災では、地震の後の津波が、大きな被害をもたらしました。
その為、地震に加え、津波と火災、これらの災害も総称したものが「巨大震災」とされ、
地域的に東北地方にとどまらず日本の東側全体に及んでいる事から「東日本」とし、
報道に用いられている事と思われます。

私は、テレビ等を通してしか、現地の状況が分かりません。
しかし、非常に被害の大きい地域は、その状況を伝えられる人さえ存在しない事態となっています。
津波が来た時に高台に逃げのびられた方により撮影された、
海水が上がってくる様子を見る事ができました。
これは、生きのびた方がいたからこその結果です。

壊滅的な状況の地域では、当時どんな事が起ったのか、私たちは知る事さえできません。
現代の日本でこんな風に状況が不明で何百人も行方不明になってしまうなんて。

きっとこれらの地域では、すぐに駆け上がる事の出来る高い場所がそばに無かったのだと思います。
ついさっきまで普通に暮らしていた我が家に水が押し寄せ、
また、いち早く家を飛び出した方も水に追いつかれ。
逃げる事が出きず、水に飲み込まれていった方の気持ちを察すると、声が詰まります。