イオン社労士事務所のブログ

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講師

講師には台本が必要である事をとある本で教えてもらいました。

その本を書かれた著者は自分自身、講師を生業として生計を立てている方です。
生計を立てたているといっても、普通のサラリーマンよりずっとレベルの高いものです。
つまり、講師として引っ張りだこの人気のある方なのです。

その講師の方の講演をDVDで見る事ができました。
とても人の良い親しみやすい印象の方で、
でも話す内容は筋がしっかりして、惹きこまれていくものがあります。
それでいて、話の進め方は、アドリブ全開で非常に機転のきく人に見えます。

ところが、本によると、しっかりと全編を通して、台本を書きあげているのだそうです。

一度、文章にして、文字にして書き出す事で、いろいろな効果があるとしていました。
まずは、自分が言わんとしている事を洗い出してみる事です。
そして、整理整頓して、内容を並び替えて、まとめていくのだそうです。
こういった作業により、講演の全部が自分の頭の中に、すっと納められるとの事でした。

私は、この内容を知った時、大変びっくりしました。
こういったお仕事をされている方は、きっと話す内容を全部その場で作っているものだと考えていたからです。
少なくとも、そういう風に見えます。

ですが、ほとんどのテレビ番組に台本がある様に、公演にも台本があって当然、とされていました。

何よりも、講演を担当する講師は、事前にしっかりと講演内容の全部を準備して、
決して、当日のアドリブのみで臨むものじゃない事をしっかりと教えられました。