政府の特例措置による外国人従業員の受け入れを利用して、
日本国内での製造現場の戦力として活用する対応をされ始めています。
まだ、ほんの少し前に、新聞でちらっと見かけただけでしたが、
2日ほど前には、その制度を利用して入国したタイの現地従業員を受け入れた
企業のニュースが載っていました。
ある人から見れば、遅い様にも感じるかもしれません。
何しろ、タイの洪水で工場が浸水して、もう1ヵ月以上経っていますから。
ただ、私の見立てでは、今回の政府の方針決定から実施までの期間は、
早い方だと思いました。
色々な特例措置が検討され、実際に実行する事となっても、
行政の方では、準備ばかりで、現実には遅々として、手続きができない、
という事が良くあります。
そんな状況を見てきていますから、今回の場合、
新聞の第一報から、実現までの期間は、とても短い方、と感じました。
そして、次回は、このタイ現地従業員の受け入れにおける労務管理面のお話をさせて頂きます。