本日、キャリアアップ助成金という制度の
パンフレットを見ていましたら、
有期労働契約を無期労働契約に変える場合、
と併記して、
有期労働契約を正規雇用に帰る場合、
という表現がありました。
行政の作成する文書は、
単語が違う場合は、意味内容も別の事を指しています。
無期労働契約と正規雇用労働契約と、
果たして、どのように内容が違うのか、
と悩んでしまいがちです。
これは、仕事内容等、そして、賃金などの処遇についても、
その事業所における通常の労働者(正規雇用者)と、
同等のレベルに達する場合に、
それを「正規雇用」と呼んでいます。
ですから、補助的な仕事を担当し、賃金などの水準が、
従前の有期労働契約当時のままでは、
正規雇用とはみなされず、単に、
労働契約の期間の部分が、有期から無期に変わった、
という見方をしています。