雇用保険や、厚生年金など、
社会保険制度により、
日本国政府から給付を受け取る時には、
その金融機関口座の開設元の金融機関より、
確認を受けておく事がほぼ、必須となっています。
確認を受けるという事は、
具体的には、
申請書に受取先の口座を記載し、
その申請書に金融機関から確認印をもらっておく事と、
なります。
そうしますと、申請書を用意し、
それを持って金融機関に足を運ぶ、
という手間と時間がかかってきます。
通常、給付金をもらう為に、申請書を記入し、
必要な書類を集め、という作業を行なっている時は、
早く書類提出を済ませたいと、
気が焦っているものです。
そんな時、申請書に確認を貰いに行っている事は、
悠長に感じ、煩わしいだけの受け取り方となります。
そんな思いを配慮しているのか、
雇用保険にしても厚生年金にしても、
金融機関で確認印を貰う他に、
受取口座の通帳の口座番号などの記載があるページを、
コピーし、そのコピーを添付する事で、
金融機関の口座の確認印の代わりとみなしてもらえます。
つまり、金融機関に足を運ぶ行為が不要となります。
私達が手続き事務を代理している場合、
足を運ぶ先が省略できた方が当然、効率的ですから、
この方法を利用する場合が多いです。
そうしますと、書類に捺印を頂く場合等の機会に、
通帳のコピーも頂き、1度の訪問でまとめて、
対応を取ってもらう事ができますので、
よくこうしていく事となります。