年金手帳は、日本国内で、
発行が行われています。
通常は、20歳になった時、
また、20歳以降に初めて日本に来日した時点、
という時に、新しく発行されています。
この年金手帳は当然紛失する事があります。
この場合には、年金手帳を新たに作成してもらい、
再発行を行う事ができます。
年金手帳が再発行になりましても、
日本年金機構のコンピュータには、
それまでの加入履歴は残っていますので、
給付の際の不利益に繋がる事はありません。
ともすると、いい加減な取り扱いになりそうな
年金手帳です。
また、年金の手続きをする際には、
基本的に基礎年金番号さえわかれば、
進められますので、
このような理由でも年金手帳の存在感が低くなります。
しかし、老齢年金の手続きをさせて頂くとき、
初めて作成された、数十年も使用された年金手帳を見かける時があります。
しっかりと大切に保管し続け、
ずっと使っていることもまた事実です。