イオン社労士事務所のブログ

イオン社労士事務所のブログ

年齢に到達した日は、誕生日の前日

40歳になると、介護保険制度の被保険者となります。
介護保険制度の被保険者には、第1号と第2号が有り、
40歳から64歳までは、第2号被保険者です。
65歳になると、第1号被保険者となります。

40歳から、65歳から、というタイミングの点で、
日付で見るとどうなるのか、という事を調べる機会が有りました。

介護保険制度に限らず、日本国内の様々な制度で、年齢を扱う事は有ります。
そのほとんどのもので、○○歳になった日、とは、○○歳の誕生日の前日、
と、なっています。

一般的に、誕生日に、その年齢になった事を祝う事が、通常行われています。
ですから、常識的にかんがえて、一般社会上、40歳の誕生日が40歳になった日、
と認識されています。
普通の暮らしの中で、日常、年齢に関しての日付の感覚は、この様なものでしょう。

ですが、法令により定めれている各制度の年齢に到達した日の定義は、
誕生日の前の日です。

10月1日が誕生日人は、40歳になった日は9月30日、と法令及びその各制度の中では、
定義されています。

この事から、40歳になった日から介護保険の被保険者となり、
介護保険料の負担が発生します。

先の例で、10月1日が誕生日の人は、9月分から介護保険料の負担が求められます。

​北名古屋市社会保険労務士​

給与計算では、しっかりと覚えておくべき事柄です。

 

f:id:ion7777:20191218163958j:plain