年度更新とは、労働保険料の申告の手続きです。
１年に１度行われ、この申告により、納める保険料が決定されます。
年度更新の具体的な内容は、前年に支払った実際の賃金額から、
その期間の確定保険料を求め、
昨年に支払った概算保険料の納付額と精算するものです。
昨年に納めていた概算保険料が、
払い過ぎでしたら、それは、本年に支払う保険料に回ります。
また、概算保険料が少なければ、差額を納めます。
こうして、前年に納めた保険料に関する精算部分は完了します。
そして、同時に、本年の概算保険料も求め、それを申告します。
そして、申告に基づいて、納付もします。
こうして、２年度分の保険料について、
前年分を精算し、本年分の概算保険料の支払いを行なう、という事になります。
これを「年度更新」の手続きとしています。
