イオン社労士事務所のブログ

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雇用継続給付

雇用保険から支給される「高年齢雇用継続給付」は、
その受給が受けられる場合、
老齢厚生年金の支給調整が行なわれます。

雇用保険と厚生年金の支給を行なっている機関は、
それぞれ、ハローワーク日本年金機構となり、別々の行政機関となります。

ですから、高年齢雇用継続給付を受け取れるようになった時には、
日本年金機構に本人が自ら届け出なくてはなりません。

届け出が受理されると、日本年金機構ハローワークからデータを受け取り、
それに基づいて、年金の支給調整を行ないます。

そして、高年齢雇用継続給付は、その月の給与金額により、
支給されたりされなかったりします。
年金との調整は、支給された場合にだけ、行なわれます。

その為、支給されない事が分かっている場合でも、
ハローワークには、給付手続きを行なう必要があります。
高年齢雇用継続給付が支給されない月だという事が、
ハローワークにて確認されれば、その様に日本年金機構に情報が行きます。
それにより、その月は、年金の支給調整がされずに済みます。