イオン社労士事務所のブログ

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就業規則 その6

当事務所では、就業規則に関する業務を受託した際、
長期的な継続した形式でのサポートをお願いしています。

何故なら、就業規則は運用しながら、気がついた点を次々に反映していき、
その中で熟成を高めていくことが、一番活用できる就業規則に近づいていくと考えているからです。

この逆に、スポット的に就業規則の改定や新規の作成に携わる形式では、
どうしても対処的な対応となり、表面上だけ、体裁を整えた就業規則の納品、
そしてお付き合いの終了となってしまいます。

一応、その時点での法改正に対応した就業規則に仕上げる訳ですが、
事業所ごとの異なる就業実態に沿った、暗黙知を考慮した仕上げまでには至りません。

これらの方針を踏まえ、当事務所では、長期的対応を前提に、
就業規則に関する業務を受託した際には、
まずは、たたき台の就業規則をすぐにお渡しし、最低限の内容を反映の上、
ただちに、その就業規則を使って頂く様にしています。

その後、実際の就業規則の運用の場面で、内容が実態にそぐわない点、規定そのものが無い点、
現在の規定内容が不明瞭で対応に困る点、その他気がついた点、などをご報告いただき、
それぞれについて、その背景・状況を充分に活かした対応を取らせて頂きます。

この様に対応する事で、実態に即した使える就業規則に近づいていくと考えています。

就業規則の熟成こそが、労務管理のレベルアップに直結する事は間違いないでしょう。